1300本超を見た筆者が選ぶ、10年代の『隠れすぎた』名作アニメ10選
改めましてごきげんよう。
アニメ実況という極北で活動をしているとりぐらふという者です。
毎日毎日アニメを実況し続けた結果、この10年で見たアニメの本数は1300本を越えていました。
計算すると、全部1クール換算としても46万8,000分(!)
でも日数に置き換えるとたった325日です。意外と大したことないですね。みなさんも今日から24時間325日ぶっ続けでアニメを見続ければ追いつけるので、がんばって目指してほしいです。
そんなワケで、にわかながら数だけは見ているボクが、この10年代の名作アニメ達を振り返りたいと思いました。
でも今更メジャーな作品の話をしても、114514番煎じであることは明らか。なのでここは趣向を変えて、何故だかほとんど語られることのない『隠れすぎた名作』を紹介していきます。
続きを読む『霊剣山 叡智への資格』が魅せた妙技
2017年冬アニメは、ある革命的な作品が頭角を現し、旋風を巻き起こした。 そう、皆様御存知『けものフレンズ』である。 今作がここまで話題を読んだ理由は様々あるが、評価される点に関しては、その巧妙な脚本が上がることも少なくない。 一見してピースフルな雰囲気の奥に並走する、影の暗い世界観のギャップ。その闇の部分を少しずつ、効果的に演出する脚本は賞賛に値するべきであり、その妙技には唸らされた人も多いのではないだろうか。
さて、時を同じく妙技を見せたアニメとして、皆様は『霊剣山 叡智への資格』という作品をご存知だろうか? 恐らくほとんどの人間が見ていないだろう。それどころか、名前すら初めてきいたという人間も少なくないと拝察できる。今回は、そんな方々も、また今作を見ていたという奇特な霊剣派の同士諸君にも、霊剣山が我々に見せてくれた「技」について解説し、この叡智の一端を伝授したいと思う。
続きを読む